子どもと話している時、第3者目線から見た事実を冷静に伝えたら、余計に泣き喚いて大変だったことはありませんか?
例えば 。
「今日はお菓子は買わないよ」って約束して、「うん、わかったー!」って言っていたのに、いざスーパーに入ったら「あれ買って!これ買って!!」
「今日は買わないって言ったよ」という事実で返したら、「ぎゃー!!」と泣き叫ばれたり。
他にも。
お友達とトラブルになって、明らかに自分が悪いのに、「僕は悪くない!!!」の一点張りで、泣き喚く。「謝りなさい!」と言おうものなら、余計に大騒ぎで、収集がつかなくなって、こちらも段々イライラしてきてしまう。
そんな時は、ただただ、子どもの気持ちや主張を引き出して、聞いてあげる、認めてあげると上手くいくかもしれません。
例えば、さっきのスーパーのお買い物前にした約束を守ろうとしないケース。
*****************************************************************
(Kは子どもです。)
「今日はお菓子は買わないよ」
K「うん、わかった!!」
って約束したのに、いざスーパーに入ったら
K「あれ買って!これ買って!!」と主張がスタート。
「そうか。あれが買って欲しいんだね。」
K「うん!だから買って!!!」
「何で買って欲しいの?」
K「===だから。」
「なるほど、そうなんだね。そういうの好きだもんね。」
K「うん、だから買って!!」
「うーん、でも今日は買わないって約束したから買わないんだよ。」
K「ヤダヤダ!!絶対に買って!!!」
「どうしたの?他に買って欲しい理由があるの?」
*****************************************************************
といったように、相手の主張を否定も肯定もせず、「買ってほしい」欲求のその奥にある子どもの気持ちや話したいことを引き出してあげてみてください。
意外と段々子どもの気持ちが落ち着いてきて、最後はこちらの言いたいこと「今日は買わないって言ったから買わないんだよ」に着地できると思います。
そんな心の余裕がない!!そんなあなたにおすすめの記事はこちら↓
もう一つの例の、お友達とトラブルになった時に、謝ろうとしないケース。
*****************************************************************
K「僕は悪くない!!!」
「どうしてそう思うの?」
K「だって====だから!僕は悪くないの!!」
「そうか、あなたはそう思うんだね。でもお友達は===って言ってるよ。」
K「僕は悪くない!!」
「じゃあ何があったか教えてくれる?」
K「=======」
*****************************************************************
そしてこの理由を言ってる時には、ただただ「うんうん、そうか。あなたはそう感じたんだね。」というスタンスで聞いてみてください。
ポイントは、事実ではなく、本人がどう感じているか、だけに集中して聞いてあげることです。
すると、「自分の気持ちを分かってくれた!」と子どもは感じるので、落ち着いた頃合いに事実を伝えると、スッと聞いてくれたり、謝ろうという気持ちになったりします。
ほんの小さなコツなのですが、効果は絶大でしたので、ぜひやってみてくださいね。
もし他にも「こういう状況で困っています」ということがあれば、コメント欄などにシェアしてみてください。
その時の状況や今までの親の対応によっても、効果は違うと思います。
子どもの性格は十人十色なので、この方法で上手く行かなかった時は、一緒に「じゃあ次回はあなたのお子様の場合はどうしたらいいのか」を考えていきましょう^^