自分が産んだのに、理解できない。。。
何でこんな性格なの?
自分と似ていてイライラする。
などなど、色々なお話を聞きます。
子どもは一人一人、本当に性格や気質が違いますよね。
占星術の切り口だったり、巷には色々とありますが、そこまでパターン化しなくてもいいのでは、とは個人的に思います。
もちろん、傾向を知るという意味では、観察や分析をしていると少し楽になるかもしれません。
ただ、一般的に研究結果でわかっているのは、性格は遺伝と環境の両方で決まる、ということです。
なので、よく言いませんか?
「あの子はお父さんに似てる」とか、「おじさんの性格にそっくりだよね」と。
遺伝の影響もあるので、もちろんそういうことが出てくるわけです。
でもだからといって、必ずしも遺伝元の人の悪い部分が出るわけではないのです。
そこは環境面、周りの友達や親、親戚などによって変わります。
なので、子どもの性格のことで悩む必要はありません。
親がどうこうできることではないのです。
「あの子はあの人に似てるから、きっとこんなふうになってしまう」
「あの人のああいう嫌な部分が出てきたら困る」
というふうに、悩んでいませんか?
それは、大切な子どもだからこそ、人に嫌われるような人になってほしくない、という愛が根底にあるからなんですよね。
でもね、心配したり悩んだりするより、できることがあるんです。
それは、性格を客観的に見つめてあげて、強みを見つけてあげることです。
例えば、
心配性 → 物事を多角的に捉えて想像力を働かせられる
(心配性を減らすには、事実のみを見つめる練習、心配なことに対しての解決策を考えていく練習をする)
うじうじする → 慎重
(もう少しチャレンジしてほしいなら、何を観察しているのか聞いてみる、納得いくまで観察させて、お話させる。すると、スッとやるようになる)
負けず嫌い → 向上心がある
(どうして上手くいかなかったか、を徹底的に考えさせる、一緒に分析して話し合うようにすると、相手を傷つけてしまうような反応が減ります)
親が子どもの特性に対してネガティブだと、子どももますますそうなってしまいます。
なので、その子の特性の強みを見つけてあげてみましょう。
とにかく親がポジティブな捉え方をしていると、子どもは真っすぐ問題なく育ちます。
すごい嫌いな親戚や家族に似ている性格!この子もあんな風になっちゃう!といつも思っていると、本当にそうなります。
大丈夫です。心配はやめて、まずは子どもの成長を信じて、子どもの性格を客観視して、強みを見つけていきましょう。