日常でついつい言ってしまう言葉で、言ったあとに嫌な気分になる言葉はありますか?
それはきっと、自分も言いたくない言葉。
どうしたらいいか。この3ステップを踏めば、今日この瞬間から自分も周りも幸せな毎日を作り出せますので、ぜひやってみてくださいね。
その3ステップは、
1) いつも言ってしまう、自分も子どもも嫌な気持ちになる言葉を書き出してみる。
2) それを言い換える言葉を決める。
3) 決めた言葉を必ず絶対に使う、と決めて、使う。
この3ステップです。
そして、
「毎日毎日時間に追われていると、ついついキレてしまった。。」
「いつも同じことで怒ってしまって、寝顔を見て反省するけど、また次の日から同じことの繰り返し。。」
そんな負のループを断ち切れるのは、自分だけ!
なので、この瞬間から、「嫌な言い方をやめる!」と決めましょう。
そして一番大切なポイントは、
イライラしたら、まずは自分のケアをする!
です。
あ、私イライラしてる!と気づいた瞬間に、子どもから一旦離れましょう。
そして自分なりのストレス解消法を日々いつも準備しておいて、イライラがきたらそれで乗り越えてみてくださいね。
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それに加えて、そんな自分も嫌な気持ちになる言葉を言わなくするための言い換えの言葉を、よく聞く具体的な言葉4つを例にして紹介します。
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(例えば)
①「何回も言わせないで!」「さっきも言ったでしょ!」
→「これって、どうするんだったっけ?」
「わからない〜」と言われたら、伝わっていないのだから、もっと私たちが噛み砕いてあげる必要があるということ。イライラしても仕方ないので、流しましょう。流せない時は、イライラの対処法の投稿を参考にしてみてくださいね。イライラしたら、まずは自分のケア!を心がけてください。
「そっか、わからなかったんだね。こういうことなんだけど、できる?」というふうに、もっと具体的な言葉で返すようにしてみると、子どもも動きやすくなりますよ。
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②「どうして片付けてないの!?」「片付けなさい!!」
→ 「ねぇねぇ、お部屋がちょっと乱れてるから、一緒に片付けよう」
子どもたちが一生懸命遊んでいるうちに、いろいろなおもちゃが、、、
床におもちゃが散乱していると、イライラしちゃいますよね。
そんな時は、こちらの気が落ち着くまで深呼吸してから、この一言。
「一緒に片付けよう」というと、「大変な片付け」へのハードルがほんの少し下がるので、子どももすんなり動いてくれるようになります。
1つ2つおもちゃを親が片付けはじめて、子どもも片付けはじめたら、あとは子どものサポートに回ってあげてくださいね。
もし「後で片付けるの!」というような反応が返ってきたら、「じゃあ時計の針がどこにきたら片付ける?」や「何時になったらやるか教えてくれる?」「ここだけは片付けてくれないと通れなくて困っちゃうから、ここだけは今片付けてもらっていい?」といったように、自分で時間を決めさせて、その時間になったら片付けさせる、もしくは代替案を提案してみる、といったふうにしてみてくださいね。
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③「バカ!」(これを公園などで聞く頻度は低いですが、聞くとドキッとする言葉なので入れてみました。)
→ まずは、これを言いそうになったら、一度子どもから離れてください。ヒートアップすると、嫌な言葉をポンと言ってしまいがち。この時に言える言葉は、
「ごめん、ママちょっと疲れてるみたいで、イライラしてきちゃった。〇〇してくるから、ちょっと待っててくれる?」
「ごめん、タイマーがなるまでトイレにいくね。ちょっと待っててね。」
といって、離れましょう。
ちょっとお茶を飲んだり、アロマを嗅いだり、空を見て深呼吸してから、子どもに近づいてくださいね。
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④「早くして!」
→「OOをしたいから、もう少しテキパキ動いてみよう。まずはどれから準備する?」
→「ね、時計見てくれる?長い針がここに来たら家を出なきゃいけないの。だから協力してくれる?一緒にテキパキ動こう。」
こんな感じで、「早くして!」「急いで!」じゃない言い方の方が、具体的なので、効果的です。
私がよく使うのは、「テキパキ」「動いてみよう」「協力してくれる?」です。
急ぐ、というと、何だか雑にばーっとやってしまっても構わないような印象があります。
でも、テキパキだと、丁寧に、確実に、でも素早く動く、という印象がありますよね。
そして、「協力してくれる?」というと、「大変そうだから一緒にやるか」という気持ちに持っていきやすくなるので、おすすめです。
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いかがでしたか?脳科学に基づく言葉たちを紹介してみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。