私は一人目は朝の9時から夜の9時まで同室で、夜は分離で粉ミルクでしたが、二人目は完全に同室でした。
産まれたばかりの我が子に、添加物まみれの粉ミルクはすごくすごく嫌でしたけど、中2日は夜も同室にしたので、その後の母乳育児には影響が出なかったのでよかったですが、結果的に言うと、どちらも体験して良かったな、ということです。
そして、母子同室かどうかが産後うつを防ぐのに大切なのではなく、いかに妊娠期間中から赤ちゃんと向き合う時間があるか、そして初めての出産で不安になっていることに対して、どれだけ周りの経験者と分かち合いができて、出来ればお産を扱ってくださる人としっかり話ができて、様々な不安が取り除かれているか、が最も大事なことなんだ、と感じました。
日本では産後うつになる人が、10〜20%もいるそうです。
しかもそのほとんどが、出産後1ー2ヶ月までに発症しているということで、産後うつを防ぐために、病院では対策として、入院中や一ヶ月健診でスクリーニングテストをするところもあると知りました。
私自身も、二人目のときには、このスクリーニングテストがありました。一人目だったら、完全に引っかかっていたな、と思う質問ばかりでした。
一ヶ月健診のときに質問票を渡され、それに少し引っかかった人は個別に看護師さんとお話しをして、対策や対処法について提案されていたようです。
一人目の時は、カンガルーケアもなく、赤ちゃんは出産後すぐに、紙の下から持たされ、顔も見せてもらえましたが、すぐに別室に連れていかれ、そのまま次の日の授乳指導まで27時間近く会えませんでした。
妊婦健診も先生がいつも怖くて、事務的で、「今日は赤ちゃんに会えるんだ!」という高揚感も全くありませんでした。
出産後も母子同室でなかったし、「この子が私の赤ちゃん」という実感が全くないままでした。
授乳指導で対面したとき、とにかくとてつもない責任重大な仕事が目の前にいる、というただそれだけで、二人目の時にしたカンガルーケアや、その後に綺麗にしてもらってから抱っこさせてもらった時に感じた溢れ出る幸福感、「産まれてきてくれてありがとう!ああー可愛いなぁー」という気持ちは、一人目の時には一切感じられませんでした。
研究によると、産後うつは出産後1週間以内に症状が見られるそうで、私が一人目の時に感じたようなこと全てが当てはまるようです。
で、私なりに理由を考えてみました。
一番大きな理由は、何がどうなるのかが分からなくて不安、ということです。
出産という、とてつもない大仕事なのに、それを深いレベルでシェアして分かち合える相手がいないということが、さらに産後うつを発症する危険性を高めていると感じます。
(助産院で出産すると別ですが。一人の助産師さんに、妊娠期間中ずっとお世話になりますものね。だから助産院での出産が素晴らしい!と感じる方が多いのでしょう。)
産後、ママ友と出産ストーリーをシェアすることはありますが、産前にそれをする機会が私の場合は残念ながらありませんでした。
一番理想的なのは、病院内にある助産院で出産することかな、と思います。
何故かと言うと、一人の助産師さんと毎回の健診でゆっくりお話しできるので、出産するまでに信頼関係を築けるからと、万一お産に医療介入が必要になった時にすぐに対応できるからです。
私が助産院だけをオススメしないのは、母子ともに、もし医療介入が必要になった時には救急搬送される必要があって、そのタイムラグが命取りになることがあるからです。
補足ですが、個人的には母乳育児を推進している総合病院が良かったです。
(ただ残念ながら、やはり大きな病院なので、実際のお産のときにどの助産師さんが当たるか分からないというデメリットなどもあります。でも、母子ともに生きて元気に出産したい、ということが優先事項であるならば、母乳育児推進派で、バースプランを相談できて、安心して出産できる総合病院を探してみることをおすすめします。可能ならば、バースプランは早めに医師に聞いてもらって、その時の対応でそこで産みたいかどうかを決め、嫌ならば転院を考えるのがいいでしょう。)
他に産後うつの主な原因としてあげられるのは、特にパートナーの方からの精神的サポートが得られない場合というのもありますね。
実際、妊娠期間中は信じられないくらい繊細になったりするので、ホルモンバランスももちろんあるとは思いますが、でもその時に支えてくれる人がいる、というのは、産後うつを防ぐのにかなり大切なのではないでしょうか。
一番おすすめなのは、英国のキャサリン妃も取り入れたと言われるヒプノバースを取り入れることです。
ヒプノバースの講義を受けると、夫やパートナーも一緒に受けることが推奨されるので、ぜひおふたりで受けて、一緒にお腹の赤ちゃんを愛して、自分を見つめ愛する体験、そしてパートナーともより深く精神的に繋がることのできる体験をしてください。
ヒプノバースには、様々な要素が含まれます。
瞑想、自己暗示、精神統一、深いリラックス効果、感情コントロールなど、人生にも使えるものばかりです。
そして何より大切なのは、出産場所に関わらず、毎日のヒプノバースの練習を通して、自分で自分のことを深く信頼できるようになっているので、何があっても受け入れる、という姿勢で出産に臨むことができることで、産後うつを減らせるのでは、と私は思います。
いろいろな論争がありますが、結局コントロールできるのは、自分自身だけなのですから、ヒプノバースでその方法を学び、自分自身と深く向き合うことが、産後うつを防ぐのに効果的なのでは、と個人的な体験から感じました。
東京で学べるのはこちらから→ヒプノバース
もしくは、こちら→ 日本ヒプノ赤ちゃん
英語ですがおすすめの本はこちらです。CDもついています。
CDはこちら。
また、バーストラウマがある方には、特にヴィパッサナー瞑想をおすすめします。
献金で成り立っている、無料の合宿場もありますよ。
少しでも不安や苦しみの中にいる妊婦さんの力になれたら、と願います。
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